美祢市(みねし)は、山口県の中央部にある市。
市の範囲が日本ジオパークであるMine秋吉台ジオパークとなっている。
山口県のほぼ中心に位置する。四方を山が囲み、特に長門市・萩市との間は中国山地が横たわるため冬季は凍結や積雪などがある。さまざまな化石が産出することで知られており、土地は石灰質である所が多く、国道435号が通過する大嶺地区や豊田前地区では道路沿いに石灰層や石炭層を見ることが出来る。
平成の大合併により、県庁所在地の山口市および県内最大の人口・経済規模をもつ下関市と隣接することになった。また平成の大合併以後は、山口県内で唯一海に面していない市町村となっている。
旧美祢市域を美祢線が縦断しており、宇部市・山陽小野田市との経済的結びつきが強い(山口県が指定する「宇部・小野田広域都市圏」に含まれている)。一方で旧美東町・秋芳町域を中心に中国自動車道や国道435号を介した山口市との交流も多く見られる。