上北山村(かみきたやまむら)は、奈良県の南東部にある村。吉野郡に属し、県内で2番目に面積が広い村でもある。
上北山村の主集落・河合。その名の通り、北から流れてきた北山川(奥の流れ)と北東から流れてきた小橡川(手前の流れ)の合流地点にできた集落である。
大蛇嵓と大台ヶ原周辺の地形
吉野郡南部の山間部に位置する。西に大峰山脈の稜線、東に台高山脈・大台ヶ原を見ることができる、自然の豊かな山村である。北の和佐又山には県内で二つあるスキー場の一つ、和佐又山スキー場がある。 狭隘な道路が多く、国道169号以外による村へのアクセスは容易ではない。
村の面積のうち97%を森林が占める。昭和30年代までは林業が盛んで、現在は観光が主力産業である。
水太谷(みずふとだに)流域に、無双胴(むそうどう)、底なしの井戸などの鍾乳洞がある。