上市町(かみいちまち)は、富山県中新川郡の町。富山県東部の山寄りに位置する。古くから立山修験の裏参道に通ずる場所として知られる。
新川平野の中央に位置し、富山市の東約15kmにあって、東西26.1km、南北16.1kmの東南に長く延びた長方形をなす。面積は富山県第5位。地形は東高西低で、町域の大半は山地が占める。東南部は標高2999メートルの剱岳を主峰として、大日岳、猫又山等の北アルプス・立山連峰の山々が連なる山岳地帯で、早月川、上市川の水源を擁する。中央部は早月川、上市川、郷川、大岩川が流れる山地で、河川に沿って集落が点在する。森林セラピー基地に認定されている。上市川の2つのダム、上市川ダム、上市川第二ダムがある。北西部は上市川、郷川、白岩川、大岩川が流れる平野で、新川平野の一部を形成している。人口は北西部に集中する)。
冬季は雪が非常に多く、「特別豪雪地帯」に指定されている。