波佐見町(はさみちょう)は、長崎県のほぼ中央、東彼杵郡北部の内陸部に位置し、長崎県内で海に面していない唯一の自治体である。江戸時代前期からの陶磁器生産地で、波佐見焼が知られる。
長崎県本土の中央部にあり、佐世保市中心部からは東に約20km、長崎市から北へ約65kmの距離に位置する。東西10.5km、南北7.0km、周囲33.0kmを町域とし、総面積は56.0km2である。佐世保市に隣接し、町域の東部と北部では佐賀県と県境を成している。周囲を山に囲まれた盆地であるため比較的夏は暑く、冬は寒い。
2005年4月1日以降、長崎県内で唯一、海に面していない自治体である。その為、長崎県のお盆の行事である精霊流しの風習がない。