Kawashima Yumi (かわしまゆみ)
1995年生まれ。2019年からフリーカメラマンとして活動する。
愛知を中心に日本全国の企業HP・レストラン・クリニック・サロンの撮影等、企業向け出張撮影サービスを展開するプロカメラマン。
大学生の頃、フィルムカメラのサークルに入って、写真を撮り始めました。そのサークルは、京都のお寺や散策スポットにみんなで行って、風景や友達を撮るカジュアルなサークルでした。
当時はInstagramが流行り始めて、スマートフォンで気軽に写真を撮ることが日常的になった頃ですが、フィルムカメラで一枚一枚大切に撮影することは特別感があって、さらに写真が好きになりました。
写真業界とは全然違う会社に就職しました。
英語が得意なので、語学を活かしたくて国際的な学会を運営する会社に就職をしました。
就職してからもやっぱり写真が好きで、それからも日常的に写真は撮影していたのですが、本格的に「写真を仕事にしたい」と思ったのは、学会で撮影するプロカメラマンさんと出会ったことがきっかけだと思います。
現場で一緒にお仕事をしたときに、お客様とコミュニケーションを取りながらその場の雰囲気を写真に残すお仕事に魅力を感じたんです。そこで、改めてカメラマンを志すことにしました。
準備と経験が必要だと思ったので、会社員の頃に買ったSONYのカメラα7 IIIを持って、写真の勉強と練習に明け暮れました。
好きな写真家さんに話を聞きに行ったり、撮影現場を見学したり、フリーで活動している方と一緒に撮影させてもらったり、モデルさんとの作品撮りを沢山しました。多くの人物を撮る事を経験した後に、フリーカメラマンになりました。
これは昔の話なんですが、小学生の頃、親戚の披露宴で「写真担当でお願いね!」とカメラを渡された事がありました。
それが嬉しくて、張り切ってテーブルを回って撮ったんです。MCの方から「カメラの女の子」と呼ばれたのも覚えています。
カメラを向けるとみんなが笑顔になってくれるのが嬉しかったし、シャッターを切る感覚や「瞬間を狙って撮る」ということが楽しいと思える出来事でした。幼い頃からカメラが身近にあって、撮るのも写るのも好きでしたね。
写真の目的に合わせて、構図や角度を見つける視点、ライティングで光を作る技術力だったり、色々な要素を組み合わせながら、仕上がりをイメージしてディレクションする力が必要だと思います。
企業ホームページの撮影ですね。求人ページやプロフィールなどに使われる、人物の撮影、内観写真などです。人物写真は、自然な動きや表情を撮影するのが得意です。
写真が苦手だという方もいらっしゃいますので、何気ない話をしたり、撮影中は「今こんな感じで撮れていて、とてもいい感じですよ」など撮った写真を確認して頂きながら、撮影するようにしています。
お客様から「イメージ通りのものが撮れました。お願いしてよかったです。」「やっぱりプロは違うね。」「想像以上に素敵な写真ばかりでした。ありがとうございます。」と喜んでもらえることですね。自分の技術が役に立てたと実感できます。
近年は活動やイベントなどが自粛を余儀なくされる状況でしたが、イベントなどの撮影も増やしていけると嬉しいです。
デザイン・マーケティングなどの様々な観点に合わせて、写真を提案できるようになりたくて勉強しています。