那須町(なすまち)は、栃木県北東部に位置し、那須郡に属する町である。那須塩原市への通勤率は20.7%(平成22年国勢調査)。
町の南西を那珂川が流れ、東側には八溝山地がある。北東部は黒川が流れ、途中までは福島県との県境になっている。北西部は茶臼岳や朝日岳、白笹山などが聳え、その麓には大リゾート地の那須高原があり、町中央部は高久丘陵が占め、標高の下る大田原の方へ向かって扇状地となっている。町のほぼ中央を北東⇔南西方向に東北自動車道や国道4号、東北新幹線(北部の約60%はトンネル区間)が通っている。東部をJR東北本線、また国道294号が南北方向に通っており、本町と福島県白河市の境には境の明神がある。また那須御用邸があり、ロイヤルリゾートしても知られる。