国東市(くにさきし)は、大分県の北東部の国東半島東部に位置する市である。六郷満山文化の影響により寺社や石仏、石塔、仏跡の数多く残り、従前、観光案内等で「仏の里」の呼称がある。平成末期より「鬼が仏になった里」の文言も聞かれる。
国東市(旧国東町)中心部周辺の空中写真。2015年5月26日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
大分県の北東部、国東半島のほぼ東半分(南東部は除く)を市域としており、市域北部から東部にかけて伊予灘に面する。海寄りの地域に集落が点在しており、市中心部は市域中東部の海寄りの位置となる。市域西部は国東半島の中央部にあたり、山地となっている。市中心部は県庁所在地の大分市から陸路で約60km(直線距離で約40km)の場所に位置している。