浅口市(あさくちし)は、岡山県の南西部に位置する市である。
2006年(平成18年)3月21日に浅口郡鴨方町・金光町・寄島町の3町が合併(新設合併)して発足した。倉敷市と笠岡市に挟まれており、岡山県第2の都市である倉敷市と広島県第2の都市である福山市のベッドタウンとなっている。
市の特色として岡山県内の市としては面積は最小であるものの、製麺・酒造・植木・制帽・ストロー生産をはじめ古い歴史を持った伝統産業・地場産業を多く抱え、中小企業が多く存在することが挙げられる。また、金光教の発祥地・本拠地としても有名であり、正月や祭事の際は金光教本部周辺は多くの参拝客で賑わう。さらに、温暖で比較的安定した気候であり、天体観測に適した地域であることから1960年(昭和35年)から岡山天体物理観測所が設置されている。2018年(平成30年)には、京都大学大学院理学研究科付属天文台岡山天文台が新設された。